コンタクトとメガネを使い分ける一日

コンタクトレンズを使う人にも、メガネは必要です。
朝起きたとき、夜レンズを外したあと、目の調子が悪い日、旅行かばんの底。一日のうちメガネで過ごす時間は、思ったより長いものです。
ただ、レンズとメガネをいつ替えるかについて、決まったルールは多くありません。この記事では、目の専門機関の案内で確かめられることと、確かめられないことを分けて整理します。
終日装用レンズの基本ルールは一つです
米国眼科学会は、終日装用(デイリーウェア)のレンズを次のように説明しています。起きている間につけ、寝るときに外すレンズです。1日で交換するレンズでも、1週間、2週間、4週間で交換するレンズでも同じです。
連続装用が認められたレンズもありますが、その場合でも少なくとも週に1回は外して洗浄する必要があると案内されています。
レンズをつけたまま眠るのがなぜ危ないのかは、ほんの昼寝のつもりだった:コンタクトをつけたまま眠った6人の話で取り上げました。寝る前にはレンズを外さなければならないので、一日の始まりと終わりには必ずメガネが必要です。
画面を見る時間が長い日
米国眼科学会は、長時間画面を使うコンタクトユーザーにとって乾きは続く問題になりうると説明し、対処法としてメガネと交互に使うことを勧めています。
同じ資料によると、パソコンを使っている間、人は1分に5~7回ほどしかまばたきをしません。ふだんは約15回です。まばたきは目の表面に水分を行き渡らせる方法なので、回数が減ると不快感が強くなることがあります。
画面を長く見る日は、午前はレンズ、午後はメガネのように一日を分けることも考えられます。ただ、この資料には何時間たったら替えるべきかという決まりはありません。だからこそ、決まった時間ではなく自分の目が出すサインを目安にするほうが安全です。
午後になるとレンズが乾き始める理由は、コンタクトレンズはなぜ午後になると乾き始めるのかにあります。
こんなサインが出たら、メガネに替えましょう
次の症状は、このブログのほかの記事で引用したFDAやCDCなどの案内に、レンズを外して診てもらうべきサインとしてくり返し出てくるものです。
- しみる、異物感が消えない
- 充血
- まぶしさ、急に起きるかすみ
- 痛み
こうした症状があるなら、レンズをつけたまま我慢する必要はありません。外してメガネをかけましょう。症状が続いたり悪化したりする場合は、眼科を受診してください。
レンズを休ませる日を決めるべきか
この記事を書くにあたって確認した米国眼科学会とCDCの案内には、レンズには休みの日が必要だとか、週に何日かはメガネだけにすべきだといった基準は書かれていませんでした。そのためこの記事でも、休む曜日のルールは作りません。
確かめられるのは装用のルールです。レンズは起きている間だけつける、製品ごとの交換周期を守る、レンズとケースを説明どおりに手入れする。CDCは、レンズを指示どおりにつけ、洗浄し、保管することが、目の健康と感染予防に大切だと説明しています。
レンズケースの手入れは、レンズより汚れていたのは、レンズケースだったで取り上げました。
メガネも準備しておきましょう
メガネを持っていても、度数が合わなくなっていると替えにくいものです。かばんの中と枕元に一つずつ置き、度数がまだ目に合っているかときどき確かめましょう。
旅行や出張の予定があるなら、メガネを荷物に入れることも計画に入れておきましょう。機内でレンズを外さなければならないこともあり、旅先で目の調子が悪くなることもあります。
メガネは、レンズが不快なときのための予備だけではありません。目を休ませたいときに選べる、もう一つの選択肢です。
参考資料
- 米国眼科学会、Digital Eye Strain
- 米国眼科学会、Types of Contact Lenses
- CDC、About Contact Lenses
この記事は一般的な情報です。レンズをつける時間やメガネとの組み合わせ方は目の状態や処方によって違うので、専門家のアドバイスに従ってください。痛み、充血、見え方の変化があれば装用をやめて受診してください。