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大人になって初めてコンタクトをつける日

2026.10.12
大人になって初めてコンタクトをつける日

長年メガネを使ってきて、大人になってから初めてコンタクトを試す人はたくさんいます。結婚式のため、運動のため、旅行のため、あるいはただメガネに飽きたから。

ところが、いざ指先にレンズをのせると、目が勝手に閉じてしまいます。少しもおかしなことではありません。最初はだれでもそうです。

子どもの初めてのコンタクトは、「わたしもコンタクトにしたい」:子どもが初めて言い出したとき、親が確認したい6つのことで取り上げました。この記事は大人向けです。

始める前に:爪と石けん

流水の下で石けんを使って手を洗う様子

米国眼科学会(AAO)は、爪を短く保つよう勧めています。レンズをつけたり外したりするときに目を傷つけるおそれがあるからです。

手は石けんと水で洗い、けばの出ないタオルでふきます。AAOは、油分や香料が入った石けんは避けるよう案内しています。レンズについてしまうことがあるからです。

レンズをつける手順

AAOが案内している手順です。

  1. 手を洗います。
  2. レンズケースを軽く振って、レンズをはがします。
  3. レンズをコンタクトレンズ用の洗浄液で十分にすすぎます。
  4. レンズを人さし指か中指の先にのせます。
  5. もう一方の手で上まぶたを押さえて開きます。
  6. レンズを目にのせます。
  7. ゆっくり目を閉じ、目を大きく一周させてレンズをなじませます。

のせる前に、レンズが裏返しになっていないか確認してください。確かめ方はレンズが裏返しかどうか、どうやって見分けるのかにまとめました。

AAOは、何度かまばたきをしてから、鏡でレンズが真ん中にあるか確かめるよう勧めています。正しくつけられていれば、快適で、はっきり見えるはずです。

いつも同じ目からつけましょう

AAOのアドバイスの中でも、とくに役立つものがあります。1枚目のレンズはいつも同じ目につけることです。右目からつけると決めたら、毎日右目からつけましょう。左右の度数が違う人は、レンズケースの左(L)・右(R)の表示もあわせて確認してください。

レンズの外し方

AAOは、外すときも必ず手洗いから始めるようにとしています。米国の目の情報サイト Optometrists.org が案内しているソフトレンズの外し方は次のとおりです。

  1. 手を洗い、けばの出ないタオルでふきます。
  2. 天井を見上げ、中指で下まぶたを軽く引き下げます。
  3. 人さし指でレンズの下のふちに触れ、白目のほうへゆっくりずらします。
  4. 親指と人さし指でレンズを軽くつまんで外します。

同じサイトは、最初はぎこちなく感じても、たいていは数日で慣れると説明しています。

レンズがまぶたの裏に消えたとき

初めての人がいちばん驚く瞬間です。レンズが見えないと、目の裏側に行ってしまったのではないかと心配になります。

AAOはこう答えています。レンズは上まぶたの裏の結膜のひだまでしか行けず、目の裏側には入りません。

AAOが勧める方法は次のとおりです。

  • 滅菌生理食塩水か人工涙液をさして、レンズが浮いて出てくるようにします。
  • できるだけ下を見て、レンズが見えるようにします。
  • 鏡でレンズのふちが見えたら、指で角膜の上に戻すように滑らせます。
  • まぶたの上から角膜のほうへ、やさしくマッサージします。

それでも取り出せない、目が不快だというときは、できるだけ早く眼科を予約するようにとしています。

最初の数日に守ること

レンズケース、洗浄液、メガネ、爪を短く切った手

処方された時間どおりにつけましょう。 最初の数日に何時間つけるかは、レンズと目の状態に合わせて眼科が決めます。快適だからといって、最初から長くつけないでください。

レンズをつけたまま寝ないでください。 米国疾病予防管理センター(CDC)は、眼科で夜間装用を認められていなければ、レンズをつけたまま寝ないよう案内しています。

水に触れさせないでください。 CDCは、泳ぐ前やシャワーの前にレンズを外すよう勧めています。

決められた周期で交換しましょう。 1日使い捨ては1日、2週間用は2週間です。AAOは、処方された周期どおりにレンズを交換するよう案内しています。

予備のメガネを持ち歩きましょう。 CDCは、レンズを外さなければならないときに備えて、今の度数のメガネを持ち歩くよう勧めています。

こんなときは外して眼科へ

AAOは、目がひどく赤い、痛い、涙が出る、光がまぶしい、かすんで見える、目やにが出るときは、レンズを外してすぐに眼科医に連絡するようにとしています。くわしくは今すぐレンズを外すべきサインにまとめました。

初日のぎこちなさは、練習すれば減っていきます。痛みは、練習で減らすものではありません。

参考資料

この記事は一般的な情報であり、診断や治療に代わるものではありません。レンズのつけ方と装用時間は、処方した眼科の専門家の指示に従ってください。