コンタクトレンズの処方箋は、数字より先に日付を見る

処方箋を受け取ると、まず度数に目が行きます。
-3.00、8.6、14.2。けれどもその紙には、数字以外にも確認したいことがあります。日付、名前、そしてレンズの種類です。
それぞれの数字の意味は、1枚の処方箋に隠れた6つの暗号で取り上げました。この記事では数字以外の情報、とくに日付と、書類としての処方箋を取り上げます。
アメリカの規定にもとづいています
この記事は、米国連邦取引委員会(FTC)のコンタクトレンズ規則とFDAの案内にもとづいています。処方箋の形式や有効期間は国によって違うので、ほかの国で処方を受けた場合は、その国のルールを確認してください。
処方箋に書かれている内容
FDAは、FTCの規則にもとづき、コンタクトレンズの処方箋には次の内容が含まれなければならないと説明しています。
- 患者の名前
- 検査日
- レンズのフィッティング後に処方箋が渡された日(発行日)と有効期限
- 処方した人の連絡先(名前、住所、電話、ファクス)
- レンズの度数
- レンズの素材またはメーカー
- ベースカーブ(BC)またはそれに相当する表示
- 該当する場合は直径
- プライベートブランドのレンズなら、メーカーと商品名
注目したいのは、素材またはメーカーが含まれていることです。度数とBCが同じでも、どのレンズに対して出された処方なのかが一緒に記録されるということです。これがなぜ大切かは、ベースカーブと直径が同じなのに、なぜつけ心地が違うのかとつながっています。
有効期間は最低1年
FTCの規則は、コンタクトレンズの処方箋の有効期間を最低1年と定めています。ただし処方する人は、医学的な理由があればそれより短くすることができます。
また、有効期限が切れた処方箋ではレンズを買えません。メガネの処方箋の有効期間は州の法律によって違い、ふつう1~2年です。
目は変わります。だから処方箋には日付があります。有効期間が終わったら、同じ度数でまた注文する前に検査が必要だという合図です。
処方箋の写しを受け取る権利
FTCによれば、フィッティングが終わったら、処方する人はたとえ求められなくても処方箋の写しを渡さなければなりません。あとで写しがもう一度必要になったときや、ほかの人が代わりに受け取ることに同意したときは、処方する人は依頼から40営業時間以内に送らなければなりません。
規則は、処方箋の写しを受け取る権利をはっきり定めています。
販売者は処方箋を確認します
販売者に写しではなく処方の内容だけを伝えた場合、販売者はその内容を処方した人に送って確認することができます。処方した人が8営業時間以内に返事をしなければ、「パッシブ確認(passive verification)」という手続きにより、販売者はそのまま注文を進めることができます。
処方した人は確認の依頼を受けたら、処方箋の有効期限が切れているかどうかを販売者に伝えなければならず、内容がまちがっていれば訂正するか、なぜ無効なのかを説明しなければなりません。
処方箋を受け取ったら、まず確認すること
- 処方箋がいつまで有効か
- レンズの種類(素材またはメーカー)が書かれているか
- 左右それぞれの目の度数、BC、直径が正しく書かれているか
- 写しを受け取ったか、写真に撮って保存したか
注文するときは、処方箋に書かれたメーカーと商品名をそのまま確認してください。別のレンズに変えたいときは、自分で勝手に選ばず、処方した人に相談してください。
参考資料
この記事はアメリカの規定にもとづく一般的な情報です。処方箋の要件や有効期間は国によって違うので、お住まいの国のルールと専門家のアドバイスに従ってください。