ハロウィンのレンズはなぜおもちゃではないのか

10月になると、目の色を変えるレンズが仮装グッズの店やネットショップに並びます。
猫の目、白い目、赤い目。安くて、一晩しか使わないのだから大丈夫そうに見えます。
しかし、このレンズは小道具ではありません。目に直接触れるレンズです。
米国FDAの案内ははっきりしています
米国食品医薬品局(FDA)は、装飾用レンズを医療機器として規制していると明言しています。案内によれば、視力を矯正しない装飾用レンズも含め、すべてのコンタクトレンズは医師の処方が必要で、処方なしで売られるレンズは違法です。
FDAは、処方なしで買った装飾用レンズが引き起こしうる問題として、次のものを挙げています。
- 目の表面の傷(角膜びらん)
- アレルギー反応
- 視力の低下
- 感染症
- 失明
感染のサインは、充血、続く目の痛み、目やにだとしています。
買ってはいけない場所
FDAは、露店、美容用品店、フリーマーケット、雑貨のおもしろグッズ店、ハロウィン用品店ではコンタクトレンズを買わないよう、はっきり書いています。汚染されていたり、偽物だったりするおそれがあるからです。処方なしで売る場所にはインターネット、実店舗、サロンがあり、とくにハロウィンの時期に多いとしています。
買う前に確認する4つのこと
FDAが示している順番に沿うと、次のとおりです。
- 目の検査を受けましょう。 レンズが目に合うかどうかは、検査を受けて初めてわかります。
- 処方を受けましょう。 処方にはブランド、レンズのサイズ、有効期限が含まれます。
- 処方を確認する販売者から買いましょう。 処方を求め、FDA承認の製品を売っている店を選びましょう。
- 手入れの説明に従いましょう。 レンズについてくる説明に従い、充血や痛み、目やにがあればすぐに受診しましょう。
これはアメリカの基準です
この案内はアメリカの規制です。装飾用レンズのルールは国によって違います。同じレンズがアメリカでは処方が必要な医療機器として扱われますが、ほかの国でどう扱われるかは、その国のルールで別に確認する必要があります。
ただ、どこで買っても変わらないこともあります。レンズは角膜に触れるものであり、目に合わないレンズや汚染されたレンズは危険になりえます。
度数0.00のカラーレンズがなぜ医療機器になるのかは、度なし(0.00)のカラコンはなぜ医療機器なのか。そしてなぜアメリカは処方箋まで求めるのかで取り上げました。レンズをつけたまま眠った人の事例は、ほんの昼寝のつもりだった:コンタクトをつけたまま眠った6人の話にあります。
パーティーの前の晩に確認すること
- すでにレンズを持っているなら、処方を受けて買ったものか、どこから来たものかを確認しましょう。
- 寝る前には必ず外しましょう。パーティーが遅くまで続いた夜ほど守りにくいことです。
- 目が痛くなったり赤くなったりしたら、レンズを外し、よくなったように見えても診てもらいましょう。
- ほかの人とレンズを貸し借りしないでください。
一晩の仮装のために目を危険にさらす理由はありません。仮装はレンズなしでもできます。
参考資料
- 米国FDA、Decorative Contact Lenses for Halloween and More
- 米国FDA、Halloween Safety Tips: Costumes, Candy, and Colored Contact Lenses
この記事は、米国FDAの公開されている案内にもとづく一般的な情報です。レンズの種類と装用については、お住まいの国のルールと専門家の検査に従ってください。